ミラによるCaS(Command at Sea)の記録

TheAdmiralTrilogyの本格海戦ゲームCommandAtSeaの記録です

本格海戦戦術シミュレーションゲーム: CaSの概要

はじめまして、ミラです

 

アドミラル・トリロジー (The Admiralty Trilogy) のコマンド・アット・シー(Command at Sea. 以下、CaS)についてまとめていこうかと思います。

 

CaSとはミニチュアをつかってテーブル上で第二次世界大戦中の海上戦を再現するシミュレーションゲームです。このブログではミニチュアを使わずにプレイする方法を採用しています。

 

cas_rules_cover

 

CaSの概要

アドミラル・トリロジーのホームページからの私訳です。

 

「CaSは第二次世界大戦の海戦戦術ルールのシステムです。第二次世界大戦中のほとんどの海戦作戦を精確に矛盾のない結果を再現することができます。作戦における勝利はプレイヤーの指揮下にある艦艇と装備と作戦と計画に依ります。CaSはほかのアドミラル・トリロジーのゲームと同じフォーマットと項目を使用します。

 

CaSは技術的、歴史的正確性を簡素にすることに重点をおいたシステムです。ルールの構造を簡単に追うことができるためペース良く、そして楽しくできるのです。CaSはかつての機密情報や政府情報が使われています。戦闘解決は単数回の賽振り哲学によって構築され、プレイヤーはルールの機構ではなく戦闘に集中することができます。

 

CaSは第二次世界大戦中の海戦における艦艇の長や船団の指揮官のような経験をすることができます。勝利するためには正確な決断が正しいタイミングになされなければなりません。CaSはただのゲームではありません。より正確なシミュレーションなのです。CaSの根幹にある雛形は歴史的・技術的データと大規模な作戦の分析によって組み立てられています。史実で成功した作戦はCaSでも通用するのです」(https://www.admiraltytrilogy.com/cas.php

 

要するに「CaSとは第二次世界大戦中の海上における作戦を正確にかつ簡単に再現できるシミュレーション」であります。

他の方の概要もあります。そちらも参照してください。

https://www.wargamevault.com/product/479358/Command-at-Sea-4th-edition-2nd-printing-Japanese-Language

 

 

簡単なゲーム?

個人的な感想として、思ったより簡単なシミュレーションではありません。けれどもやりがいはあります。サイコロを振る回数や計算の回数はコンピューターゲームのそれよりも少なく、けれども抽象性はヘックスゲーム*1より高いといえると思います。

以上のような特徴によって、紙面で本格的な海上戦が再現できるというわけです。

 

ルールのページ数は英字版第4改訂第2版は121ページ、プレイに必要なチャート類のみを集めたプレイヤーズハンドブックは42ページ、お試し版のジャンプスタートは20ページほどあります。

 

このブログではCaSをつかったシミュレーションを記録していこうと思っております。

 

The Admiral Trilogy HP 

The Admiral Trilogy の Command at Sea

英字版CaSのpdfルールブックの購入

日字版CaSのpdfルールブックの購入

 

余談ですがThe Admiral Trilogyには現代戦をシミュレーションする HARPOON V、前弩級戦艦時代の海戦をシミュレーションする DAWN OF THE BATTLESHIP、弩級戦艦時代から第二次世界大戦前夜までをシミュレーションする FEAR GOD & DREAD NOUGHT があります。

HRPOONについては最新の第5版ではなさそうですが、「HARPOON 3rd Edition Light !」という名で日本語お試し版がBonsai Gamesにて無償で頒布されています。ルールやシナリオ、エイドだけでなく、カウンターシートも用意されている上に、初心者向けの解説がルールブックに丁寧されています。興味がある方はぜひ。

PnP - Bonsai Games Online(歴史ボードゲーム・ウォーゲームのボンサイ・ゲームズ)

 

おわり




















 

 

*1:いわゆるウォーゲームのうち、マップのマスがヘックス(六角)状になっており、そのマスにカウンターと呼ばれる駒をおいて作戦を再現するシミュレーション